- 2007年7月21日 18:04
こんにちは。情報システム科担当の石原です。
VBSプログラム作成講座の6回目をお送りします。
前回(誰でもプログラマーへの道 No.005参照)は、日付・時間に関する処理の応用ということで、日付から曜日を求めたり、経過時間(タイマー機能)を調べるプログラムを作成しました。
今回は「繰り返し」という処理を作成してみましょう。
プログラム作成における基本処理として「順次」「判断」「反復」という3つの処理があります。
「順次」とはプログラムを書いた順番どおりに処理される流れのことであり、
「判断」はif文のように状況に応じて処理が分岐する流れのこと。
そして、「反復」とは同じ処理を条件に従って繰り返す流れの処理になります。
この「反復」という処理を確認してみましょう。
では次のプログラムをメモ帳で作成してみましょう。
num = inputbox("数値を入力","開始値")
while( num >= 0 )
msgbox num,,"CountDown"
num = num - 1
wend
msgbox "GO!!",,"End"
入力ができたら「名前を付けて保存」します。
保存の名前は「ren006.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。
保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。
保存したren006.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。
下図のように、順番にメッセージが表示されます。

もし違うメッセージが表示された場合はプログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。
プログラムを説明していきましょう。
1行目では、inputboxを使ってデータを入力します。入力したデータはnumという変数(箱)に代入します。
2行目ではwhile文を使って、繰返しの条件を記述しています。カッコの中に記述されたnum>=0とは変数numの値が0以上の間、5行目に記述されているwendまでの処理を繰り返すという意味になります。
つまり、3行目のmsgboxで、変数numの値を表示し、
4行目で、変数numの値から1を減算する、という2つの処理を、条件の間繰り返しています。
条件とは先ほども述べた「変数numが0以上の間」です。
ですから「5」と入力した場合には、5→4→3→2→1→0と繰返し処理が行われて、最後に6行目のmsgboxで「GO!!」と表示し、プログラムは終了します。
このように変数の値を変化させながら繰返し同じ処理を行うのが一般的な繰返し処理です。
それではここまでの知識を活かして、次の課題を作成してみましょう。
課題6 ファイル名:ex006.vbs
以下の流れのように、値を入力してボタンをクリックすると、1から値までの合
計を求め表示するプログラムを作成しなさい。

このような繰返し文を使うことで、処理をコンパクトにすることが可能となります(同じ処理を何回も記述しなくてもよくなりますからね)。
しかしながら、コンパクトになることでプログラムを理解するのが難しくなることは確かです。処理の流れをしっかり確認してコンピュータの動作を追うことが必要になってきます。
プログラマへの道の第一関門といったところでしょう。
次回はwhile文以外の繰返し文を使ったプログラムを作成してみましょう。
<<誰でもプログラマーへの道 No.007へ続く>>
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