情報システム科 Archive

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情報システム夏季集中講座実施

こんにちは、情報システム科の矢島です。

勉強には日々コツコツと続けることで身につく内容もあれば 短期間で集中的に学習するほうが良い内容もあります。

今年は長い夏休みを使ってパソコンメンテナンスとサーバ構築の実習をしていま す。

パソコンが故障した場合の原因を追究したり、パーツを交換したり ノートブックパソコンを分解して、その構造を確認したり、 ソフトをインストールしてみたりと、通常授業では時間が足りない実習を時間を 掛けて行います。

夏休みにしかできない集中講座を学生も満喫しています。

夏休み後半は秋の技術者試験(国家試験)に向けての勉強会が始まります。

写真

誰でもプログラマーへの道 No.008

こんにちは。情報システム科担当の石原です。VBSを使ったプログラム作成講座 の8回目をお送りします。前回(誰でもプログラマーへの道 No.007参照)は、 for文を使った繰り返し処理を行うプログラムの作成を行いました。今日は「乱 数」というコンピュータが適当に選んでくれた数値を使ってプログラムを作成し ましょう。

では次のプログラムをメモ帳で作成してみましょう

randomize
num=999
while( num <> 0)
  num=int(rnd*5)
  msgbox "乱数は" & num & "です" & vbcr & "0になるまで続けます",,"乱数
表示"
wend
msgbox "終了",,"乱数表示"

入力ができたら「名前を付けて保存」します。保存の名前は「ren008.vbs」と し、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。保存する場所(フォ ルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存してお くのが良いでしょう。

保存したren008.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。また、注意してほ しいのは動作結果がこの通りになるわけではないということです。コンピュータ が勝手に数字を選んでいるでので1回の表示で終わる場合もあれば、なかなか終 わらずに何回も表示しなければならないこともあります。

dp008_01.gif

もし違うメッセージが表示された場合はプログラム入力ミスです。スペルミスな ど無いか確認しましょう。

このプログラムを説明していきましょう。1行目のrandomizeでは「乱数の初期 化」という処理を行っています。乱数といっても所詮はコンピュータがあらかじ め決めた適当な数値を順番に与えるだけなので、この処理をつけないとプログラ ムを動かすたびに同じ乱数が順番に得られるだけになります。しかし、この処理 を付けることによって、代入する乱数の値をシャッフルしてくれるので、本当の 意味で乱数を得ることができるようになります。また、「乱数を使う時には必ず 付けるものである」と考えておけばよいでしょう。2行目では変数numに999を代 入しています。これは3行目の繰返し処理を行えるように0以外の数値を入れて おきます。そして、3行目では変数numの値が0と等しくない間、wendまでの処理 を繰り返します。ちなみに num <> 0 の「<>」は「等しくない」という意味にな ります。4行目のrndが乱数を得る関数です。これによって0以上1未満の実数 (小数点つきの数値)を得ることができます。乱数なのでいくつになるかはコン ピュータしかわかりません。その乱数に5を乗算(かけ算)します。これによっ て0から5未満の実数が求まります。最後にその結果をint()で囲みます。intとは 数値の小数点以下を切り捨てて整数にする関数です。よってint(rnd*5)では0~4 までの整数を求めます。そして変数numに代入しています。5行目ではその乱数 を表示します。乱数が0になると繰返し処理を抜けて、7行目で「終了」と表示 し、プログラムは終わります。

それではここまでの知識を活かして、次の課題を作成してみましょう。

課題8 ファイル名:ex008.vbs
乱数を使って1~10までの整数を求め、求めた値に応じてメッセージを表示する プログラムを作成しなさい。

dp008_02.gif

乱数を得ることができると、プログラマも予想できないプログラムを作成するこ とができます。占い・じゃんけんなどのプログラムを作ると面白いかもしれませ ん。次回は多分岐処理を使って占いプログラムを作成してみましょう。

誰でもプログラマーへの道 No.007

  • 2007年7月29日 07:41

こんにちは。情報システム科担当の石原です。

VBSを使ったプログラム作成講座の7回目をお送りします。前回(誰でもプログラマーへの道 No.006参照)は、「反復」という同じ処理を繰り返し行うプログラムの作成を行いました。

この処理のための命令文としてwhile文を使用しました。
これは条件の間処理を繰り返すというという文でした。

今日はfor文を使った繰り返しのプログラムを作成してみましょう。

では次のプログラムをメモ帳で作成してみましょう

num = inputbox("1~9の数値を入力してください","数値入力")
for i=1 to 9
    msg = msg & i & "×" & num & "=" & (num*i) & vbcr
next
msgbox msg,,"かけ算"


入力ができたら「名前を付けて保存」します。
保存の名前は「ren007.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。
保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。

保存したren007.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。1~9までの数値を入力してOKをクリックしましょう。

dp007_01.gif


もし違うメッセージが表示された場合はプログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。

このプログラムを説明していきましょう。

1行目では、inputboxを使ってデータを入力します。入力したデータはnumという変数(箱)に代入されます。

2行目では、for文を使って繰返し処理を行います。for文は、初期値設定した変数に1ずつ加算しならがら、nextまでの処理を繰り返し、終了値まで処理を続けます。
forの直後に記述されている「i=1」が「初期値設定」であり、初めに1回だけ処理され、iという変数に1を代入します。また、toの後の「9」は「終了値設定」であり、初期値設定した変数iの値が9まで処理を繰り返すという意味になります。
つまり、2行目の処理は変数iに1ずつ加算しながら9回繰返す処理ということを意味しています。

3行目では、msgという変数に文字を格納しています。
どのような文字列を格納しているかというと「i×mun=num*i(改行)」という文字を格納しています。
たとえば変数iが3で変数numが6の場合は「3×6=18(改行)」と表示します。変数iは1~9まで変化します。変数numは入力した値です。

ということは、入力した値の段の九九表示がされるプログラムを作成したのです。ちなみに「vbcr」は改行のための文字で、メッセージボックス内で改行を行う場合に使用します。
また、繰返しの処理で1~9までの段を順番に作成しているので、変数msgに作成した文字列に追加するために「msg = msg & ~ 」という記述になっています。

5行目では繰返し処理で作成した変数msgの値を表示しています。このプログラムではイメージ力が非常に大切になります。頭の中でこのプログラムの動作を確認し、そして実行した結果と予想した結果が同じだったのか?そんなことをするのがプログラムを楽しむポイントです。

それではここまでの知識を活かして、次の課題を作成してみましょう。

課題7
保存ファイル名:ex007.vbs
問題:
以下の流れのように、値を入力してボタンをクリックすると、1から値までの奇数をすべて表示するプログラムを作成しなさい。

dp007_02.gif


繰返し文を使った処理を理解するためには処理の流れをイメージする創造力が必要です。このイメージ力=プログラム作成能力といって良いかもしれません。

while文、for文以外にも繰返し文は存在しますが、この2つ知っておけば、他の繰返し文にも対応できます。VBSには今まで経験した文(if、while、for)や関数(now、dateなど)を使って作成するプログラムであるということが理解できたかと思います。

また、次回は新しいプログラムを作成してみましょう。なお、プログラムに関するご質問があればakito@technos.ac.jpまでご連絡くださいね。

<<誰でもプログラマーへの道 No.008へ続く>>

■001~006までの復習は右にあるカテゴリーの「23情報システム科」をクリックして下さい。■

誰でもプログラマーへの道 No.006

  • 2007年7月21日 18:04

こんにちは。情報システム科担当の石原です。
VBSプログラム作成講座の6回目をお送りします。

前回(誰でもプログラマーへの道 No.005参照)は、日付・時間に関する処理の応用ということで、日付から曜日を求めたり、経過時間(タイマー機能)を調べるプログラムを作成しました。

今回は「繰り返し」という処理を作成してみましょう。

プログラム作成における基本処理として「順次」「判断」「反復」という3つの処理があります。

「順次」とはプログラムを書いた順番どおりに処理される流れのことであり、
「判断」はif文のように状況に応じて処理が分岐する流れのこと。
そして、「反復」とは同じ処理を条件に従って繰り返す流れの処理になります。

この「反復」という処理を確認してみましょう。

では次のプログラムをメモ帳で作成してみましょう。

num = inputbox("数値を入力","開始値")
while( num >= 0 )
	msgbox num,,"CountDown"
	num = num - 1
wend
msgbox "GO!!",,"End"

入力ができたら「名前を付けて保存」します。
保存の名前は「ren006.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。
保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。

保存したren006.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。
下図のように、順番にメッセージが表示されます。

dp006_011.gif

もし違うメッセージが表示された場合はプログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。

プログラムを説明していきましょう。

1行目では、inputboxを使ってデータを入力します。入力したデータはnumという変数(箱)に代入します。
2行目ではwhile文を使って、繰返しの条件を記述しています。カッコの中に記述されたnum>=0とは変数numの値が0以上の間、5行目に記述されているwendまでの処理を繰り返すという意味になります。
つまり、3行目のmsgboxで、変数numの値を表示し、
4行目で、変数numの値から1を減算する、という2つの処理を、条件の間繰り返しています。

条件とは先ほども述べた「変数numが0以上の間」です。
ですから「5」と入力した場合には、5→4→3→2→1→0と繰返し処理が行われて、最後に6行目のmsgboxで「GO!!」と表示し、プログラムは終了します。
このように変数の値を変化させながら繰返し同じ処理を行うのが一般的な繰返し処理です。

それではここまでの知識を活かして、次の課題を作成してみましょう。

課題6 ファイル名:ex006.vbs
以下の流れのように、値を入力してボタンをクリックすると、1から値までの合
計を求め表示するプログラムを作成しなさい。

dp006_021.gif

このような繰返し文を使うことで、処理をコンパクトにすることが可能となります(同じ処理を何回も記述しなくてもよくなりますからね)。

しかしながら、コンパクトになることでプログラムを理解するのが難しくなることは確かです。処理の流れをしっかり確認してコンピュータの動作を追うことが必要になってきます。
プログラマへの道の第一関門といったところでしょう。

次回はwhile文以外の繰返し文を使ったプログラムを作成してみましょう。

<<誰でもプログラマーへの道 No.007へ続く>>

■001~005までの復習は右にあるカテゴリーの「23情報システム科」をクリックして下さい。■

誰でもプログラマーへの道 No.005

こんにちは。情報システム科担当の石原です。

VisualBasicScriptプログラム作成講座の5回目をお送りします。

前回(誰でもプログラマーへの道 No.004参照)は、日付・時間に関する処理を作成しました。今回は日付・時間に関する応用的な処理を作成します。具体的には、今日の日付を取得することで曜日を求め たり、現在時刻を取得することで経過時間を調べるということをしてみます。実際に以下のプログラムをメモ帳で作成して確認をしてみましょう。

msgbox "今日は" & weekdayname(weekday(now)),,"曜日"
msgbox "ボタンを押してから10秒数えてください",,"START"
s = timer
msgbox "10秒数えたらボタンを押してください",,"STOP"
e = timer
msgbox "今の時間は" & (e-s) & "秒です",,"経過時間"

入力ができたら「名前を付けて保存」します。保存の名前は「ren005.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。

保存したren005.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。順番にメッセージが表示されます。

dp005_01.gif

もし違うメッセージが表示された場合はプログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。

プログラムの1行目では、weekdaynameという命令(関数)を使って、曜日を表示しています。weekdaynameの中には、weekday(now)という記述があります。これは、今日(now)の曜日(weekday)を、1が日曜日、2が月曜日、そして、7が土曜日、というように数字で表現します。この数字を元に、weekdaynameでは、曜日を日本語で表示します。2行目では「ボタンを押してから10秒数えてください」というメッセージを表示しています。3行目では、timerという値をsという変数(箱)に入れています。timerはどんな値か?というと、今日の0時0分0秒から何秒経過したか、という時間を求めます。4行目では「10秒数えたらボタンを押してください」と表示し、5行目で、timerの値をeという変数(箱)に入れます。6行目では(e-s)の計算を行い。sに入れた時間から、eに入れた時間を減算(引き算)することで、何秒経過したのかを求め、表示しているのです。

それではここまでの知識を活かして、次の課題を作成してみましょう。

課題5 ファイル名:ex005.vbs
以下の流れのように、10秒数えてボタンをクリックすると、その値によってメッセージを表示するプログラムを作成しなさい。

dp005_02.gif

日付・時間を応用的に使う命令文を使うことで、更にプログラムの幅が広がります。次回は「繰り返し」という処理を作成してみましょう!

誰でもプログラマーへの道 No.004

こんにちは。情報システム科担当の石原です。

「VBS」を使ったプログラム作成講座の4回目をお送りします。

前回(誰でもプログラマーへの道 No.003参照)は、if文を使用して、キーボードから入力された値によって、処理を分岐するというプログラムを作成しました。今回は日付に関する処理を作成してみましょう。

コンピュータ(パソコン)には、カレンダーおよび時計の昨日があり、これらをシステム日付・システム時間と呼びます。プログラムでは、このシステム日付・時間を利用して、日時や時刻に関するプログラムを作成するので、コンピュータの日付や時刻が正しくないと、プログラムの結果も正しくなりませんので注意しましょう。

では、システム日付・時間が正しいと仮定して以下のプログラムを作成してみましょう。

msgbox now,,"日付・時間"
msgbox date,,"日付"
msgbox year(now),,"年"
msgbox month(now),,"月"
msgbox day(now),,"日"
msgbox time,,"時間"
msgbox hour(now),,"時"
msgbox minute(now),,"分"
msgbox second(now),,"秒"

入力ができたら「名前を付けて保存」します。保存の名前は「ren004.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。

保存したren004.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。順番にメッセージが表示されます。

dp004_01.gif

もし違うメッセージが表示された場合はプログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。

確認していただいたように、日付・時間に関する命令(関数)は多数用意されています。このプログラムで使われている命令(関数)をみてみましょう。1行目ではnowを使用して「日付と時間」が表示されました。nowは現在の日付と時間を求めます。2行目ではdateを使用して「日付」が表示されました。dateは日付のみを求めます。3行目ではyear(now)を使って「年」を表示しています。現在の日付と時間(now)から年(year)だけを求めています。同様にmonthは月、dayは日を求めます。6行目ではtimeを使用して「時間」を表示しています。timeは時間を24時間制で求めます。また、hourで時間、minuteで分、secondで秒を求めることが可能です。

それではここまでの知識を活かして、次の課題を作成してみましょう。

課題4 ファイル名:ex004.vbs
以下のように現在の日付、時間を表示するプログラムを作成しなさい

dp004_02.gif

いかがですか?システム日付を使うことでプログラムに日付・時刻を利用したプログラムを作成することが可能になります。これを使ってタイマーや曜日を求めることもでます。それはまた次回にご紹介します。なお、プログラムに関するご質問があればakito@technos.ac.jpまでご連絡くださいね。

誰でもプログラマーへの道 No.003

こんにちは。情報システム科担当の石原です。

「Visual Basic Script」略して「VBS」を使ったプログラム作成講座の3回目をお送りします。

前回(誰でもプログラマーへの道 No.002参照)は、inputboxとmsgboxという命令を使って、キーボードからの入力と、メッセージの表示を行いました。このときに、入力した文字・数字を保存するために、箱(変数)を用意して、プログラム中で利用するということも説明しました。今回は、入力した値を使って処理を分ける「分岐」というプログラムを作成してみたいと思います。以下のプログラムをメモ帳に入力してみましょう。

tosi = inputbox("年齢を入力してください","年齢入力")
if tosi >= 20 then
msgbox "もう大人だね",,"Message"
else
msgbox "まだ子供だね",,"Message"
end if

入力ができたら「名前を付けて保存」します。保存の名前は「ren003.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。

保存したren003.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。まず、入力のためのインプットボックスが表示されます

dp003_01.jpg

年齢を入力後、[ O K ]ボタンをクリックします。入力した数値を使って判断を行い、処理を分岐して該当のメッセージを表示します。

dp003_02.gif

もし違うメッセージが表示された場合はプログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。

このプログラムの仕組みを説明します。1行目でinputbox命令を使って数値を入力します。入力した数値はtosiという箱(変数)に格納されます。2行目では、ifという文を使って値の状態を判断します。ifの次のtosi>=20が判定の記述です。入力された値が格納されているtosiという箱の内容(値)が20以上か判断します。もし20以上の場合は、then(ゼン)という記述に続く命令を実行します。また、20より小さい場合はelse(エルス)の記述に続く命令を実行します。このように、if文を使うことで、入力した値によって処理が分岐するプログラムを作成することができます。

それではここまでの知識を活かして、次の課題を作成してみましょう。

課題3 ファイル名:ex003.vbs 信号の色を入力してメッセージを表示するプログラムを作成しなさい。「青」が入力された場合は「ススメ」それ以外は「トマレ」と表示する。また、キーボードからのデータはiroという箱(変数)に格納して利用すること。Hint・・・判断の式はiro = "青"という判断を行う

dp003_03.gif

いかがですか?入力した値に応じて処理を分けることで、プログラムの幅がグッと広がります。プログラム作成の学習を進めれば進めるだけ、この幅が広がり、プログラムでできることが多くなるのです。これがプログラムを学ぶ楽しさのひとつでもあります。

誰でもプログラマーへの道 No.002

こんにちは。情報システム科担当の石原です。

誰でも簡単にプログラムが作成できる「Visual Basic Script」を使った、プログラム作成講座の2回目をお送りします。

前回はmsgboxという命令を使って、メッセージの表示を行いました(誰でもプログラマーへの道 No.001を参照)。プログラムの行数も、たったの1行だけという、シンプルというよりもさびしい感じのプログラムでした。今回は次のようなプログラムを作成してみましょう。

メモ帳を起動して入力してみましょう。

name = inputbox("氏名を入力してください","氏名入力")
msgbox "こんにちは" & name & "さん",,"Message"

入力ができたら「名前を付けて保存」します。保存の名前は「ren002.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。

保存したren002.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。まず、入力のためのインプットボックスが表示されます。

dp002

名前を入力後、[ O K ]ボタンをクリックします。入力した文字を使ってメッセージを表示します。

dp002_02.jpg

もし違うメッセージが表示された場合は、プログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。


このプログラムの仕組みを説明します。プログラムは、基本的に記述した順番(上から下)に実行されます。今回は2行のプログラムなので、1行目、2行目と順番に実行されます。まず、1行目では、inputboxという命令文を実行します。はじめにname=という記述が付いていますが、この説明は後回しにします。
inputboxは、キーボードから文字・数字を入力するために使用します。カッコ内に記述した文字が、インプットボックスに表示されるメッセージとタイトルです。文字を入力して、[ O K ]をクリックすると、入力した文字はどこに保存されるのでしょうか?その問題を解決してくれるのがname=です。キーボードから入力された文字はnameという名前でプログラム中に用意された箱(変数と呼ぶ)に保存されます。プログラム中で使われる「=」には代入、つまり「入れる」という意味があり、=の右に記述した命令の結果を、左に記述した箱(変数)に入れるという役割があります。

dp002_03.gif

このnameに入っている文字を使って2行目のメッセージボックスを表示します。"こんにちは"の後の「&」は連結、つまり「つなげる」という意味になります。nameと記述した場所には「name」がそのまま表示される訳ではなく、nameという箱の内容を表示します。その結果、入力した文字を使ってメッセージの表示が行われます。

このように入力した文字・数字を使ってメッセージを表示するプログラムを作成することができます。それでは、ここまでの学習を確認するために、以下の課題を作成してみましょう。

課題2 ファイル名:ex002.vbs
以下のインプットボックスとメッセージボックスを表示するプログラムを作成しなさい。
入力した数字はageという箱(変数)に代入して利用すること。

dp002_04.gif

いかがですか?入力された文字・数字がどのように保存され、プログラムで利用するのかがお分かりいただけましたか?ここまでの内容に関するご質問があればakito@technos.ac.jpまでご連絡ください。

仲間になりませんか!夏期公務員講座のお知らせ

  • 2007年6月11日 18:46

実施期間 7月23日(月)~8月3日(金)

1日50分授業×5コマ×10日間

●今年度の合格を目指すキミのために!
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※この講座が対応する公務員試験
 -国家公務員Ⅲ種 消防官Ⅲ類
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※教材費 1,000円のみ
※申込み等、担当安部まで

申込みはコチラ↓
【夏期公務員講習 申込みフォーム】
https://www.technosac.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=summer_seminar

誰でもプログラマーへの道 No.001

こんにちは情報システム科担当の石原です。情報システム科情報システムコースでは、一歩先の就職を目指して学習を進めるコースです。

皆さんは「プログラム」とか「システム開発」と聞くとムズかしそう~・・・と思われるかも知れませんが、そんなことはありません。そこで、このトピックを利用して皆さんにも、プログラム作成を体験してもらえればと思い、その作成手順や方法をご紹介したいと思います。

単に「プログラム」といっても、使っている「プログラム言語」によって作成方法は違います。また、プログラムを作成するには「プログラムを作成するためのソフトをインストールする」という作業が必要なことが多く、その作業がうまくいかずに、プログラム作成をあきらめる、という人もいます。

そんな状況で、Windowsのコンピュータであるならば、何の設定もせず、簡単にプログラムを作成することができる、というプログラム言語が「Visual BasicScript」略して「VBS」というプログラム言語です。

「VBS」はWindowsのコンピュータでメモ帳を使う使うことができば、誰でもプログラムを作ることが可能です。
早速、VBSプログラムを作成してみましょう。

メモ帳を起動して以下の記述を入力します。

msgbox "Hello VBS World!",,"Message"

入力ができたら「名前を付けて保存」します。保存の名前は「ren001.vbs」とし、ファイルの種類を「すべてのファイル」に変更します。保存する場所(フォルダ)は自由ですが、すぐに実行確認したいなら「デスクトップ」に保存しておくのが良いでしょう。

dp001_01.jpg

保存したren001.vbsのファイルをダブルクリックしましょう。右図のようなメッセージがウィンドウの中央に表示されましたか?

もし違うメッセージが表示された場合は、プログラム入力ミスです。スペルミスなど無いか確認しましょう。

このプログラムは、1行の命令文を実行したプログラムです。msgboxが命令文であり、「メッセージボックスを表示しろ」という命令です。命令の後に記述したダブルコーテイション(")は表示する内容を表していて「Hellow VBS World!」と表示されるのがイメージできます。また、その後カンマ(,)を2つ記述した後 にタイトル文字を指定します。タイトルバー(青い帯部分)の表示として「Message」と表示されるのがイメージできます。

このmsgboxという命令を使うことでメッセージボックスの表示が可能になるというわけです。
では、以下の課題プログラムをメモ帳で作成してみましょう。

dp001_02.jpg

課題1 ファイル名:ex001.vbs
右図のメッセージボックスを表示するプログラムを作成しなさい

いかがですか?VBSはとても簡単に、そして誰にでもプログラムが作成できるのが、お分かりいただけたでしょうか?次回もVBSを使ったプログラムテクニックの基本をお伝えていきますので、実際にプログラム作成しながらご覧になってくださいね。

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